香川大学教育学部特別支援教育 坂井聡研究室 sakalab-acc.com

香川大学

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日本学術会議中国・四国地区会議の案内です

見に行きたいと思います

ぜひ見に行って、学生たちと議論したいと思います。

http://bananakayo.jp/

2017年

9月

08日

キッズデザイン賞受賞しました

香川県教育員会、小豆島町教育委員会、富士通(株)と連携して実施していたともに学ぶプロジェクトが、キッズデザイン賞をいただきました。産学官の共同した実践が評価されたものです。

これからも、少しでもお役に立つことができるように、実践的な研究を進めていきたいと思います。

http://www.kagawa-u.ac.jp/files/2515/0474/8729/0906_kids.pdf

2017年

6月

21日

「きもち日記」が形になりました

少しでも多くの子どもたちの気持ちを聞くことができればと思います。

 

香川県教育委員会、小豆島町教育委員会の協力のもと富士通(株)と香川大学行った産学官の共同研究で完成させた「きもち日記」が形になりました。
ソフトの帰属は富士通(株)になりますので、問い合わせは下記にお願いします。

富士通コンタクトライン
 文教向け その他のソリューションに関するお問い合わせフォーム
 https://jp.fujitsu.com/cgi-bin/fjid/formoutput_cs.cgi?FMT=/solutions/education/contact/others/1
 電話 0120-933-200
続きを読む

2017年

6月

12日

買い物学習セット

電子マネーを使った買い物学習アプリのセットを紹介しています。

香川大学宮崎先生が作りました。

http://www.ed.kagawa-u.ac.jp/~miya/ICcard.html

 

ご活用ください

2017年

6月

12日

大河内さんからの情報です

ドキュメンタリー映画「もうろうをいきる」のご案内とご支援のお願い
みなさま

大河内直之です。
昨年度より製作してまいりましたドキュメンタリー映画
「もうろうをいきる」がこの3月に完成しました。
現在、字幕と音声ガイドを製作しており
6月松にバリアフリー版も完成し、
いよいよ8月26日より東中野にあります。
「ポレポレ東中野」にて公開されます。
また8月19日(土)には
岩手県花巻市で開催されます。
「第26回全国盲ろう者大会」でも
分科会として上映会を開催いたします。
ぜひ多くのみなさまにごらんいただきたく
下記のとおりご案内申し上げます。
それから、本映画の製作ならびに
今後の上映活動に必要な資金を
インターネットや振込みにて募っております。
この案内の最後に詳細がありますので
こちらもぜひ応援していただけるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
(以下、映画の案内とご支援のお願いです)


ドキュメンタリー映画
(タイトル)
もうろうをいきる

(監督からの言葉)
光と音のない世界を生きる人々がいます。
私たちは今回、盲ろう者とその周りの人々の日常を、カメラを通してみつめる映画を企画しました。
人はひとりでは生きていけず、そのつながりの中から希望の糸を紡いでいるのだと思います。
生きる喜びや悲しみ、人間の弱さ、孤独を、まじろがずにみつめていく。
私たちがつくりたいと思っているのは、そのような眼差しを持ったドキュメンタリーです。
この映画が、人と人が共に生きていく「コミュニケーション」そして、
「多様性」について思案をめぐらせる、ひとつの契機になることを願っています。
―監督 西原孝至

(作品情報)
製作:シグロ
協賛:NPO法人バリアフリー映画研究会
企画・製作:山上徹二郎、大河内直之、北岡賢剛
プロデューサー:小町谷健彦、山上徹二郎
監督:西原孝至
撮影:加藤孝信、山本大輔
協力:全国盲ろう者協会、各地の盲ろう者友の会、
東京大学先端科学技術研究センター・福島研究室、
NPO法人メディア・アクセス・サポートセンター(MASC)、

佐渡島の離島という環境の中で一人で暮らす女性、石巻市で震災と津波に遭いながらも地域で生きることを選んだ男性、柔道を続けなが ら結婚するために自立したいと願う広島の若い男性な ど、日本中のいろいろな地域で暮らす盲ろうの人たちの日常を追っています。
盲ろう者のことを映画にするーーー映像と音声で表現する映画にとって、これまでもっとも遠い存在だった人たちのことを撮影していま す。
一般上映用の映画とともに、バリアフリー字幕と音声ガイドをつけたバリアフリー完全版も制作します。
映画の完成後は、全国でバリアフリー上映会を開催していきます。
今回の映画は、盲ろう者のことを一般の人たちに伝えることが目的ですが、同時に、盲ろうの人たちを対象にした上映も大切だと思って います。
盲ろう者が映画を鑑賞するためには様々な工夫が必要ですが、みんなで一緒に楽しめる上映会を企画していきたいと思います。

(公開スケジュール)

8月26日より「ポレポレ東中野」にて公開予定

https://www.mmjp.or.jp/pole2/
8月19日(土)第26回全国盲ろう者大会の分科会にて上映

(ご支援のお願い)
インターネットを使った寄付「クラウドファンディング」のご案内
~ 映画『もうろうをいきる』製作・上映支援プロジェクト ~

(クラウドファンディングについての説明)
目が見えず耳も聞こえない、盲ろう者ドキュメンタリー映画『もうろうをいきる』をバリアフリー版も含め、現在製作中です。
本プロジェクトではみなさまへ、クラウドファンディングにて 映画『もうろうをいきる』の制作と上映のご支援のご協力をお願いしてお ります。
また、本プロジェクトでは、ご支援金額に応じた特典(リターン)をお受け取りいただけます。
詳しくは、インターネットで“映画『もうろうをいきる』製作・上映支援プロジェクト”と検索していただくか、下記URLへアクセスして ください。
https://motion-gallery.net/projects/mourou_wo_ikiru
◎メールや電話、ファックスでのお問合せも承っております。
※クラウドファンディングの期限は2017年6月20日23時59分まで

(お支払いについての説明)
■ご支援方法について
・インターネットからのご支援の場合、クレジット決済・コンビニ支払い・銀行振込をご利用いただけます。
・インターネット以外からのご支援をご希望の場合、予めメールや電話、ファックスにて、「氏名」「住所」「電話番号」「ご支援金額 」をお知らせいただき、下記銀行口座へお振込みいただ くか、下記郵便振込口座へお振込み下さい。シグロにてクレジット決済を代行い たします。

(銀行振込先)
振込銀行:三井住友銀行 支店:目白支店
口座番号:普通預金 5407262
口座名義:株式会社シグロ

(郵便振込先)
口座記号番号:00190-9-192809
加入者名:株式会社シグロ
通信欄:<「もうろうをいきる」制作・上映支援 寄付>と明記の上、 氏名、住所、電話番号、メールアドレスをお知らせください。

(お問合せ)
株式会社 シグロ
〒164-0001
東京都中野区中野5-24-16
中野第二コーポ210号
TEL:03-5343-3101
FAX:03-5343-3102
Mail:siglo@cine.co.jp
HP:www.cine.co.jp   

2017年

2月

09日

河合純一さんが来ます

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2016年

11月

07日

研修会の案内です

ICT活用講座(坂井先生).pdf
PDFファイル 1'002.6 KB
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2016年

10月

26日

感情表現シートを資料にアップしました

感情表現シート資料としてアップしています。学生が以前作ってくれたものです。その学生は今岡山で先生をしています。旧姓 秋山さんです。

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2016年

9月

10日

こちらもよろしく

構造化にスマートフォンを使ったアイデアを紹介しています。

購入はこちらから

https://www.space96.com/php/user/index_read.php?store_id=space96

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2016年

9月

10日

新しい本が出ました。

購入はこちらから

https://www.space96.com/php/user/index_read.php?store_id=space96

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2016年

9月

02日

イチローの言葉から考える達成感

久しぶりに更新します。

前回の時に、気分一転と書いて、すでに1カ月半!!

さすがに、更新が遅れております。

そして、今回のブログの話題も少し前の話題からです。

イチローが3000本安打を記録しました!(オリンピックの話題よりも前です)

その時のインタビューを一部抜粋。

---------------------------------------------------------------------

【インタビュアー】

一般の人間には達成感が今後の目標に向けての邪魔になる。3000本の達成感をどうやって消化して次の目標に進んでいく?

 

【イチロー】

「達成感って感じてしまうと前に進めないんですか。

そこがそもそも僕には疑問ですけど、達成感とか満足感っていうのは僕は味わえば味わうほど前に進めると思っているので、小さなことでも満足感、満足することっていうのはすごく大事なことだと思うんですよね。

だから、僕は今日のこの瞬間とても満足ですし、それは味わうとまた次へのやる気、モチベーションが生まれてくると僕はこれまでの経験上信じているので、これからもそうでありたいと思っています」

--------------------------------------------------------------------

これを聞いて、まさにそれだと思いました。

特別支援教育においても同じです。

達成感が自己肯定感やモチベーションへとなり、自身の成長へとつながっていきます。

ぜひ、イチローのこの考えをもっともっと特別支援教育に生かしていけたらと思います。

文責:鈴木

 

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2016年

7月

13日

アシストスマホ

ここ最近、ブログを更新できておりませんでしたm(_ _)m

気分一転、少しずつ更新していきたいと思います。

さて、先日嬉しいことがありました。

特別支援学校に行った際、アシストスマホを利用している生徒(Aさん)に会いました。

そのとき、学校の案内をしていただいた先生より、僕のことを「アシストスマホを作るのを手伝った先生です」と紹介されました。

そうしたら、Aさんが僕に近づいてきて「ありがとう!」と言ってくれました。

Aさんはアシストスマホを使って買い物に行ったり、自分が作ったたこ焼きの写真を撮ったり、明日の天気を調べたり、色んなことに使っていました(僕には、料理の写真を見せてくれたり、天気を教えてくれたりしました)。

自分が関わったものが子どもたちの一助となっていることを実感することができ、非常に嬉しく感じた一幕でした。

文責 鈴木

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2016年

5月

24日

短時間雇用制度

障がい者のための短時間雇用制度がいよいよ現実味を帯びてきたようです。

坂井研究室でも、障害のある方に短時間でのアルバイトを行っております。

多くの人が働きやすい環境、社会になっていけばと思います。

日本経済新聞5月24日 「ソフトバンク、障害者向けに短時間雇用制度」

文責 鈴木

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2016年

5月

10日

ICTとハビトゥス?

『ICTとハビトゥス』なんてタイトルをつけてしまいましたが、そもそも「ハビトゥス」、あまり聞きなれない言葉ですね^^;

「ハビトゥス」は、もともと社会学で出てくる言葉です。人の行動は、日常生活や文化などの社会的影響を受けており、ほとんど無意識の中で半自動的に習得していくという概念だそうです。

例えば、家の上がり方。日本では靴を脱いで家にあがりますが、アメリカでは靴を履いたままです。この「家にあがるときは靴を脱ぐ」というのは文化的なもので、私たちは特に教えられるわけでなく、ほとんど自然に習得しています。一方、外国から日本に来た人は、「家にあがるときは靴を脱ぐ」ということを学習しなくてはならないのです。

このように、私たちの行動は、日常生活の環境が大きく影響しているのです。

ですので、特別支援教育についても、訓練的な指導だけではなかなか日常生活に般化されず、日常生活に基づく経験的な指導が求められます。

さて、タイトルの『ICTとハビトゥス』に戻ります。

と言いながらいきなり逸れますが、「デジタルネイティブ」という言葉をご存知でしょうか。

「デジタルネイティブ」とは、生まれた時からインターネットやパソコンなどICT機器が普及した環境で育った世代のことを指します。反対語は「デジタルイミグラント」。

「デジタルネイティブ」は、生まれた時からそのような環境の中で育っているので、ICT機器に対する抵抗感が少なく、ほとんど自然に利用します。一方、「デジタルイミグラント」は、これまで過ごしてきた(育ってきた)環境が変化してしまったため、ICTを利用することを学習しなくてはなりません。

まさに、ハビトゥス!!(ようやくつながりました)

ICTを活用した教育が現在求められています。

「デジタルネイティブ」の児童・生徒と「デジタルイミグラント」の指導者。

ねじれの状態が生じているのが現状です。

このような状況でどのようにしたらICTを活用した教育が子どもたちにできるのか。

よく考えないといけませんね。

ちなみに、「デジタルネイティブ」と「デジタルイミグラント」の判別の仕方ですが、デジタルカメラを見せて、「これなんだ?」と聞くとわかるそうです。

「デジカメ」と答えた人→デジタルイミグラント

「カメラ」と答えた人→デジタルネイティブ

ちなみに僕はデジタルイミグラントです。「写るんです」世代です。

文責:鈴木

 

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2016年

5月

06日

結構よいのではと思います

岡山県の先生と一緒に本を書きました。ひまわりさんの日常です。先生の視点とひまわりさんの視点で書いています。どのように感じているのか?知っていただけたらと思います。

https://www.space96.com/php/user/item_detail.php?store_id=space96&flow_id=izrz0H&from_page_id=new_arrival_list29668600&youto_kbn=1&andor=and&item_cd=s16050401

 

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2016年

4月

25日

4月23日24日:梅永ゼミ・坂井ゼミ合同合宿!

4月23日と24日に早稲田大学の梅永先生のゼミと合同合宿を行いました。

この合同合宿も今年で3回目。

1回目は栃木県の那須塩原、2回目は香川県の塩江温泉、そして今年は、真ん中の岐阜県の羽島市で!

初日は、ソフトボール懇親会 → 食事 → 飲み会。

不思議なもので大人になるとソフトボールの魅力を再認識します。

たぶん、「野球よりボールがバットに当たる」、「打球が野球より速くなく取りやすい」というのがポイントかと。つまり、達成感を得られる競技ということが大きな要因かと思います。

どんなことでも、「できた」と思えるようなものを準備することはとても大切だなと実感しました。

ソフトボールは3試合しました。

2試合は坂井ゼミvs梅永ゼミ、もう1試合は混合チームで。

坂井先生のチームは全勝!!ということは、坂井ゼミも全勝!まさにチームワークの賜物!!(なのか??)

ソフトボールの後は、食事をして飲み会に。お酒の力も借りて、初めて顔を合わせる人達とも一気に距離が近づきます。職場の話、研究の話、恋バナ、マジックショーなど、ざっくばらんに話していました。

2日目は、メインイベントの研究発表会です。

坂井ゼミからは、卒業生3名による修士論文の研究内容と4年生による構造化の効果について発表しました!

様々な立場の方からいろんな意見を聞くことができ、大変有意義なものとなりました。

また、梅永ゼミの学生の発表も聞くことができ、今後の指導や研究に大きな刺激となりました!!

そんなわけで、あっという間の2日間。

この合宿では、特別支援教育の方向やあり方について知ることができ、参加する度に身が引き締まります。

来年の合宿は名古屋で(予定)!!今から楽しみです。

【追記】

合宿の様子の写真は「続きを読む」から見れます^^

文責:鈴木

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2016年

4月

08日

DO-IT募集開始です。

★ DO-IT Japan 2016 スカラープログラム 新規参加者の募集を開始しました★
スカラープログラムは、全国から選抜された障害ある
「中学生」、「高校生・高卒生」、「大学生・大学院生」の中から、
将来の社会のリーダーとなる人材を養成することを目的としたプログラムです。
スカラープログラムでは、毎年夏に開催される夏季プログラムの参加に加え、
インターネットを活用したオンラインメンタリング、ギャザリングなど、
年間を通じたプログラムが開催されます。
プログラム内容は、「テクノロジーの活用」を中心に、「セルフ・アドボカシー」、
「障害の理解」、「自立と自己決定」等のテーマに関わる活動を行っています。
※これまでの活動内容は以下の報告書をご覧ください。
スカラープログラムに応募資格があるのは、障害のある生徒・学生であり、
DO-IT Japanスカラープログラムへの参加への希望があり、
将来の社会のリーダーとなる資質を持っていると期待される人です
障害の種別は問いません。
応募書類に基づいた書類選考と,その後の面接選考を通じて,
毎年、それぞれ10名程度の中学生と高校生・高卒者,5名程度の
大学生・大学院生が選抜されます。
DO-IT Japanホームページ「応募方法」のページより、
応募要領をダウンロードし、DO-IT Japan事務局まで郵送ください。
スカラープログラムの応募用紙の受け付けは、4月18日(月)から
5月6日(金)までです(当日消印有効)。
★DO-IT Japanホームページ: http://doit-japan.org/
皆様からのご応募、お待ちしております!
---
★登録制: PALプログラム 参加登録を開始しました★
PALプログラムは、テクノロジーを活用した学びの保障について知る機会を、
できる限り、多くの困難を抱える児童生徒・学生に届けることを目的とした
情報発信プログラムです。
多様な障害を原因として学びの困難を抱える「小・中学生(及びその保護者)」、
「高校生・高卒者(本人)」、「大学生・大学院生(本人)」であれば,
誰でも登録することができます。
登録すると,不定期に開催されるセミナー等に参加することができます。
また、学習を支援するテクノロジーの利用方法・配慮事例・イベント参加に関する
メールマガジンを定期的に受け取ることができます。
PALプログラムの参加登録は、
DO-IT Japanホームページ「応募方法」のページより行ってください。
★DO-IT Japanホームページ: http://doit-japan.org/
---
皆様のスカラープログラムへのご応募、PALプログラムへの参加登録を
楽しみにお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。
[問い合わせ]
DO-IT Japan 事務局
東京大学先端科学技術研究センター・人間支援工学分野
〒153-8904 東京都目黒区駒場4-6-1 3号館311号室
TEL/FAX: 03-5452-5228
MAIL    : info@doit-japan.org
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2016年

4月

08日

おもしろい取り組み

ハンバーグのお店「びっくりドンキー」の手稲富丘店で、PECSの導入試験が行われたそうです。

実際にお店に行って利用してみたいものです。

http://www.aleph-inc.co.jp/Company_outline/report/20150831PECS_BD.html

障がいのある人が社会参加できるような取組が進んでいくといいなと思います。

「障害」は社会側にあるので(今回の場合、注文できないような状況)、それを少しでも取り除いていくことが大切だと思います。

文責 鈴木

2016年

4月

04日

新しい展開が期待できます

アシストスマホの販売網が広がります。

監修しているので、大きく広がってもらえたらうれしいです。

http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20160331_750954.html

 

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2016年

4月

04日

梅永先生と一緒に仕事をしてきました

http://mainichi.jp/articles/20160403/ddl/k04/040/008000c

毎日新聞より

世界自閉症啓発デーの2日、仙台市青葉区の市情報・産業プラザで、「自閉症スペクトラム障害」(ASD)のある人への支援のあり方などを考えるシンポジウムが開かれた。ASDは、自閉症やアスペルガー症候群などを含む発達障害で、言葉の遅れや他者の理解に支障があるのが特徴とされる。参加者は、専門家の話に真剣な表情で耳を傾けていた。

 アスム療育・研修センター(柴田町)が主催し、障害者の家族や支援者ら約200人が参加した。シンポジウムでは、発達障害者の就労を支援する早稲田大教育・総合科学学術院の梅永雄二教授が「周囲だけでなく当事者も障害に気づかないことがある」と指摘。就業時間を守れずコミュニケーションも苦手な人が職場になじめなかった事例を報告し、「幼少期から正しい生活習慣を身につけるよう家庭や学校で支援する必要がある」と訴えた。

 また、自閉症スペクトラム障害のある子どもたちを支援している香川大教育学部の坂井聡教授は、会話が苦手な子どもとのコミュニケーションの取り方を紹介。食べ物やトイレなどを描いたカードを使い、自閉症の子どもとスムーズにコミュニケーションが取れるようになった事例を挙げたうえで、「大事なことは、その人にとって最も適した方法でコミュニケーションをとることだ」と強調した。

 アスペルガー症候群の次男(7)を持つ角田市の女性(36)は「会話が苦手な次男に無理に声を出させようとしていた。どの方法が最善かコミュニケーションの仕方を見直したい」と話した。【本橋敦子】

 

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2016年

2月

12日

富士通との共同研究についての記事です。

富士通ジャーナルで大きく取り上げられました。

http://journal.jp.fujitsu.com/2016/02/10/01/

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2016年

2月

12日

障害者差別解消法について 東京新聞から

バリアフリーを前へ 「障害者差別解消法」に目を向けて

障害者差別解消法の施行を前に、障害者差別について学ぶ企業の担当者ら=1月22日、東京・大手町で

写真

 障害者が待ち望む「障害者差別解消法」だが、政府や自治体の準備不足もあって、民間の取り組みの遅れや、学校現場の対応への不安が浮かび上がる。四月の施行まで五十日足らず。障害者団体の関係者は「画期的な法律なので浸透してほしい」「マニュアル頼りではなく、目の前の一人一人を見て対応を」と願う。 (北川成史、上田千秋)

■民間企業

 「車いすの人が何人かで食事をしたくても、入れる店を見つけるのが難しい。飲食店の多い東京でさえ…」。「DPI(障害者インターナショナル)日本会議」(東京都千代田区)事務局長で、自身も車いすを使う佐藤聡さん(48)が嘆く。

 障害者差別解消法は民間事業者にも、努力義務として障害を理由にした差別を禁じる。しかし、店舗の入り口に段差があったり、視聴覚障害者向けの案内が不備だったりと、法の指す「社会的障壁」が多く残っているのが現状だ。

 ファミリーレストラン「デニーズ」を経営する「セブン&アイ・フードシステムズ」(墨田区)は法施行までに、約三百九十の全店で、障害者対応のスロープやトイレがあるかを再点検し、ホームページで情報提供する。スロープなどがない店は改装時に設置する方針だが、「店によっては設備を造るスペースがなかったり、テナント型でオーナーの許可が必要だったりする」と担当者。

 コストも課題で、総合スーパー「アピタ」などを展開する「ユニー」(愛知県稲沢市)は「障害者対応の多目的トイレを造ると、一カ所約八百万円の投資が必要」と明かす。

 障害者の就労支援や学習支援をする「LITALICO」(目黒区)が昨年十月に実施した調査では、企業百五十七社のうち、44・5%が「法の内容を把握していない」と答えた。法への対応を実施・検討しているとの回答は、わずか19・1%だった。

 佐藤さんは「差別はいけない、と明示した法律を待ち望んできた。障害者は日常、飲食店や鉄道などいろんな民間事業者に接する。まずは法律の知名度を上げ、不十分な点を見直してほしい」と訴える。

■教育現場

 文部科学省によると、障害者らが対象の特別支援教育を受ける子どもは全国で四十数万人。他に、通常学級に通う小中学生の6・5%に発達障害の可能性があると推計される。しかし、特別支援教育以外の現場では「一部の子を特別扱いしない」との発想が強く、障害のある子の学習環境は後回しになりがちだ。

 学習障害(LD)で書くことが苦手なのに、板書の写真撮影は不可。コミュニケーションが困難なのに、何度も注意する…。発達障害の中高生を支援するNPO法人「パルレ」(品川区)の坪井久美子理事長は「つらい思いをしてきた子が少なくない」と語る。

 障害者差別解消法の施行で、従来の学校の発想は転換を迫られるはずだが、注意欠陥多動性障害(ADHD)の長女(19)を持つ四十代の女性は「長年続いた慣習は急には変わらない」と不信を募らせる。

 LITALICOの野口晃菜執行役員は「教員研修で小中学校を回った感触では、法を正確に理解しているのは一部」。昨年三月の同社のインターネット調査で、回答した小中学校教員三百人のうち、法について「内容も含め知っている」と答えたのは17%、「知らない」が43%だった。

 文科省は法の内容や注意点を示した対応指針を作り、昨年十一月に全国の教育委員会などに通知した。理解は進むと考えられるが、障害の状態は千差万別で多様な対応が必要になる。

 坪井理事長は「マニュアル頼りでなく、目の前の一人一人を見て、どう対応すればいいかを考えてほしい」と訴えている。

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2016年

2月

02日

研究も終わりに近づいています。

香川県教育委員会の特別支援教育課のICT研究も年度で一応終わります。教材のデーターベースは大きくなっています。

http://www.kagawa-edu.jp/ictdb/

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2016年

2月

02日

新聞記事になりました

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2016年

1月

14日

社会参加を妨げる障壁

ついにYahoo!ニュースにも取り上げられるようになりました。

義足の選手 五輪出場で論争

いろいろ考えさせられます。

いっそのことオリンピックとパラリンピックを分けずに、一緒にやってしまえばいいのかもとも考えます。

種目別のような感じにして。

よくよく考えると、オリンピックとパラリンピックで分けていることについても不思議に思えてきます。

マルクス・レーム選手の

「『足がないのに頑張っている』と言っていたのに、私が健常者より跳ぶと『おかしい』と言い始めた。努力の成果なのに……」

という言葉は、非常に重たく感じます。

障害のある人の社会参加を妨げているのは、やはり外的な要因が大きいのではないでしょうか。

自分の気持ちのどこかにある「〇〇なのに」という考えが、障害を作り出す主たる要因な気がしてなりません。

2020年の東京オリンピックの時には、障害のある多くの選手がオリンピックに参加しているような社会になっていることを願い、またそれに向けて進んでいかなくてはいけないなと思います。

文責 大学院2年 鈴木

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2016年

1月

12日

2016年1月10日開催 香川大学教育学部特別支援教育卒業生輩出50周年記念同窓会

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2016年

1月

07日

プレスリリースしました。

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2015年

11月

24日

当然の抗議だと思います

0151120

茨城県知事 橋本 昌 殿

茨城県教育委員会委員長 小野寺 俊 殿

 

特定非営利活動法人DPI(障害者インターナショナル)日本会議

議長 平野みどり

 

茨城県教育委員会委員の発言に対する抗議文

 

 わたしたちDPI(障害者インターナショナル)日本会議は、障害の種別を越えて障害者が障害のない人と共に生きることができる社会づくりのための運動を行っている団体であり、北海道から沖縄まで89の団体で構成されている障害当事者団体である。特に障害者は生まれてはならない、という優生思想に対しては優生保護法の撤廃運動など、長年の間、闘ってきた。

 

20151119日、貴県教育委員会にて委員である長谷川智恵子氏が、県の教育施策を話し合う18日の県総合教育会議において、障害児らが通う特別支援学校を視察した経験を話す中で、「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかるようにできないのか。(教職員も)すごい人数が従事しており、大変な予算だろうと思う」「技術で(障害の有無が)わかれば一番いい。生まれてきてからじゃ本当に大変」「茨城県では減らしていける方向になったらいい」などと発言したとの報道があった。そして「舌足らずであった」と発言をし、橋本知事も「問題ない」との発言があったと報道された。これは障害者の人としての尊厳を根本から踏みにじる重大な問題発言である。噴飯ものであり、決して許されるものではない。私たちDPIはここに強い怒りと深い悲しみを込めて抗議する。また、その後の報道で「言葉足らずであった」とし、お詫びと共に発言を撤回し、さらに辞任を申し出たと聞くが、これで終わらせて済む問題では決してない。その根本にある、障害者は生まれてはならない、存在してはならないという優生思想の問題だからである。

 

長年の世界中の障害者による優生思想との闘いもあり、障害者の尊厳の尊重を原則とする障害者権利条約が国連で採択され、昨年日本も批准したばかりである。そして、条約の理念を国内法に取り入れた障害者基本法の第一条には「全ての国民が、障害の有無にかかわらず、等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものである」との理念が示されている。さらに、茨城県においては、県議会議員をはじめとする多くの関係者の多大なご尽力により、「障害のある人もない人も共に歩み幸せに暮らすための茨城県づくり条例」を昨年制定し、今年度より施行されている。まことに残念ながら、一連のやり取りは、条約や法律、条令の理念に真っ向から相対するものであり、とくに、条例づくりに尽力された方々のご努力に泥をぬるものである。優生思想をこの社会から取り除き、社会に啓発する立場の者が、旧態依然とした優生思想にどっぷりつかっており、その問題の認識すらないことに改めて強い怒りを覚える。

また、こうした人を任命し、それを擁護するような「(発言は)問題ないと考える」という知事の責任もまた重大である。すべての県民の尊厳を尊重し、差別を解消する責任を有する自治体の長の発言として非常に残念であり、見過ごすことはできない。

 

また、県の教育委員会の委員という立場の人が特別支援学校の視察のあとにこのような発言をしたことによって多くの人が傷ついた。視察に協力した当該学校の教職員の方々、障害のある子どもたち、その保護者の方々はこの発言をどのように受け止めただろうか。大きな悲しみと怒りであろうし、その心情は察して余りある。同県教育委員会が、障害者権利条約や障害者基本法、障害者差別解消法などの研修を行っていないのは明白であり、これも大きな問題である。

 

「堕胎がいいかどうか」ということと、「胎児を障害の有無で選別すること」は、一緒くたに考えていい問題ではない。障害の有無に関係なく、どんな命も等しく尊く、生まれてきてその一生を全うするのが人権である。今回の発言は、障害者に対する重大な人権侵害である。障害者を減らせと言っているのである。生まれてくるな、生きるな、ということではないか。

 

私たちDPI日本会議は、茨城県教育委員会と茨城県知事に対し、改めて強い怒りを持って抗議する。そして、これからも優生思想と全力を挙げて闘っていく。茨城県と同県教育委員会は、長谷川氏への処置を行い、その根本にある優生思想を排除する取り組みを私たち障害者と共に行うよう強く求める。そして、「障害のある人もない人も共に歩み幸せに暮らすための茨城県づくり条例」という条例の名にふさわしい茨城県づくりを求めるものである。

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2015年

11月

14日

企業との連携その2

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2015年

10月

13日

企業との連携1

企業との連携 その1

 このところ、大学の存在意義が問われるようになっています。ノーベル賞で日本の研究者が活躍はしていますが、無駄に税金を使っているのではないかという批判もあるように感じます。特に私の所属する教育学部においては、その批判は大きく、その存在さえ否定されるのではないかというような感じです。そこで、今回は、私も行っている企業との連携に視点を当てて考えてみたいと思います。

大学などが独創的・先進的な研究成果を継続的に創出し、その成果を産業界における活用につなげること、これはとても重要なことだと思います。なぜならば、上記に示したことは、単に研究成果を形にするということにとどまらないからです。新たな市場の開拓や雇用の創出にもつながることだと考えられるからです。また、教育現場における研究の場合は、今後の教育という社会全体を作っていくことと大きく関連しています。

 このプロセスは、新たなアイデアの創出にもつながっていきます。研究成果が社会に還元されることで、より活性化が図られると思うからです。

 特別支援教育においても、今後期待される情報機器の導入や、合理的な配慮において、企業との連携の可能性も大いにあると考えられます。

 障害者権利条約の批准がなされ、日本は世界に向けて障害を理由とする差別はしないということを宣言しました。そのための環境整備は教育においても行われています。特にICTの関連では、障害者の権利に関する条約の批准以前に、文部科学省において「教育の情報化ビジョン」がまとめられました。そこでは、ICTを活用することにより、一斉指導による学び(一斉学習)に加え、個々の児童生徒の能力や特性に応じた学び(個別学習)や児童生徒同士が教え合い学び合う協働的な学び(協働学習)を推進させることを目指すとともに、それらの学習活動に必要ないわゆるデジタル教科書・教材についても述べられています(平成234月)。

また、そこには、障害のある児童生徒への活用を進めるため、支援機器等の活用や個々の児童生徒の認知の特性を踏まえたICTの活用、デジタル教科書・教材等に必要な機能の例についても述べられているのです。ここで提案されている支援技術の導入というのは、障害者の権利に関する条約にも示されている合理的な配慮の一つだと考えることができるのです。この合理的な配慮については、平成2841日に施行される通称障害者差別解消法においては、公的な機関は義務とされることを忘れてはならないのです。

そこで考えられるのが企業との連携です。大学の持っているアイデアを、形にしていくことが求められていると考えられるからです。


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2015年

10月

13日

障害?障がい?しょうがい?

今回は、障害なのか、障がいなのか、しょうがいなのか、障碍なのかということを少し考えてみたいと思います。 先日、あるビデオを見ました。とても短いビデオで2分間程度のものだったと思います。地下鉄と車いすユーザーが競争するというものでした。もちろん、単にスピードを競争するのではありません。 その競争というのは次のようなものです。A駅からB駅に一駅分電車が進む間に、A駅で降りた車いすのユーザーが、B駅に向かって車いすで向かいます。そして、B駅のホームにどちらが早く着くかというものでした。 車いすユーザーはショートカットでB駅に向かいますので、距離としては車いすユーザーが移動する距離の方がかなり短くなっています。 A駅についた電車から車いすユーザーが降ります。最初の通路を通って改札口に向かいます。改札口は自動改札になっているので、ゲートはすぐに開きました。スムーズです。そのころ電車は、少しずつスピードを上げていきます。B駅に向かって走り出したのです。車いすユーザーは、地上に出ています。B駅に向かう道路をかなりのスピードで進むのが映像から想像できます。駐車している車のわきを走っていきます。しばらくすると、車いすユーザーの目にB駅の入り口が見えてきました。改札口を通ります。ここもスムーズに通過しました。電車はまだB駅には着いていません。しかし、電車の窓には外の広告が見えてきています。B駅が近いことはわかります。車いすユーザーはホームに向かう直線を走っています。電車はホームに入ってきました。さてどちらが速い!! ところが、車いすユーザーが最後の直線を曲がったところで、急ブレーキをかけてしまいました。なんとそこには階段があって、先に進めなかったのです。その間に電車はB駅のホームに入ってくることになります。 このショートムービーは、バリアフリーになっていない駅があることを訴えるものなのですが、私は、最後に階段が現れたとき、「あっ」と声を出したのを覚えています。そして気づいたのです。これが障害だと。ここでの障害は階段だったということです。 障害については、その標記の仕方にいろいろな議論があります。何が正しいのかを言っているのではありません。ただわかることは、私たちが、障害になってはならないということです。害のある人間になってはならないということです。障害は周囲の人が作り出しているものであるということを改めて考えてみたいと思います。

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2015年

6月

09日

スタイリッシュで機能的

すてきな電動車いすが開発されました!

記事中にもあるのですが、これまでの車椅子は実用的ではありましたが、デザイン的に抵抗感をもつ方が多かったようです。そこに着眼し、近代的なかっこいい電動車いすが開発されました。

開発に携わったのは、33歳という若い方のようです。

自分と同い年の方が活躍しているのを見ると、「我も続け!」という気持ちになります。

記事のURLを載せておきますので、ぜひご覧ください。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150605-00000010-sasahi-ind

文責:大学院2年 鈴木

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2015年

6月

01日

車いすバスケットボール大会

530日に車椅子バスケットボールの大会が高松市でありました。坂井研究室の3年生を中心とした2チームが大会に参加しました!

結果は、3位と4!!スゴイスゴイ!!


4チーム中ですが・・・笑 


さて、車椅子バスケットボールですが、私も2年前の大会に参加させてもらったのですが、想像以上です!ゴールは通常のバスケットボールと同じものを使用するので、なかなか届きません。下半身が使えない分、上半身全体を生かす必要があります。そして、ポジション争いも車椅子に乗った状態で行いますので、車椅子vs車椅子のぶつかり合いです!私は、ラグビーのような感覚をもちました!!

車椅子バスケットボールの国際大会の動画がありましたので、リンクを貼っておきます。通常のバスケットボールにも劣らない迫力をぜひ見てみてください。 

https://www.youtube.com/watch?v=uTNw4CnqN0c

文責:大学院2年 鈴木


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2015年

5月

26日

実証実験の手順

ICTを活用した教育における効果検討手順.pdf
PDFファイル 214.8 KB
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2015年

5月

25日

「しょうがい」の表記について

「しょうがい」の表記に注目してみると、「障害」、「障がい」、「障碍」など、自治体や法人、個人によって様々なようです。そのような中、千葉市長が「しょうがい」の表記について考えを述べられておられました。

WHO(世界保健機関)が提唱した「しょうがいは社会に参加、活動できないことにより生じる」というICF(国際生活機能分類)の考えを考慮すると、アクセスすることができない社会側に「害」があると考えることができます。

「しょうがい」の表記については、人それぞれ意見があると思いますが、「しょうがいとは何か?」ということについて、もう一度考えるよいきっかけとなるのではないでしょうか。

*本文では、「しょうがい」の表記について誤解がないよう平仮名で表記しております。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150525-00000002-withnews-soci

文責 大学院2年 鈴木


2015年

5月

16日

バリアフリー支援室

香川大学にバリアフリー支援室が出来ました。大学生活で困難を抱える学生さんたちのバリアを少しでも取り除くというのが役割です。学生支援センターの中にあります。早速相談が入っていました。まだまだこれからですが、少しずつ充実させていきたいと思っています。実は室長になったのです。よろしくお願いいたします。

香川大学バリアフリー支援室
大学会館2階(学生支援センター内)
087-832-1399
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2015年

5月

12日

ICT機器がもたらしてくれること

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、親しくさせていただいているA君のお母さんからメールをいただきました。

A君、お父さんとウォーキングに出かけたそうです。

その距離、なんと7km!!目的地まであとどれくらいの距離なのか、そもそも目的地までどうやっていたらいいのか。7kmも先だと見通しをもつことも難しいですし、ウォーキングだと地図を持っていくわけにもいきません。

こんな時にこそ、ICT機器が力を発揮します。A君は「アシストスマホ」というスマートフォンを利用して、これらを解決!!

 

アシストスマホには、「アシストナビ」という機能が搭載されています。これを使うと、カメラを通して実際の景色が写し出され、そこに進む方向が矢印で示されます。一般的な地図だと上空から見た地図が示されますが、「アシストナビ」だと実際に自分が見ている景色が写し出されるので、とっても理解しやすいのです。さらに、目的地までの距離も表示されるので、あとどれくらいかという見通しをもつこともできます

実際、A君は「こっち」とお父さんを誘導したり、あとどれくらいの距離か何度も確認したりして、楽しみながらウォーキングができたみたいでした^^

 

ICT機器は、今までできなかったことを楽しくできるようにしてくれる力をもっていると私は思います。すべてをICT機器に頼るってことではなく、人の力だけではできないことや足りないことを補ってくれるスパイスのような存在なのかなとも思います。 

 

ちなみに、このアシストスマホ。香川大学も共同研究で開発に関わっております。詳しくは、下記アドレスをクリックしてみてください。http://www.softbank.jp/mobile/service/assistsumaho/

 ○商品紹介動画

【休日編】

https://www.youtube.com/watch?v=62O7smRChYQ

【お仕事編】

https://www.youtube.com/watch?v=yy8ChVIMNSI

文責:大学院2年鈴木

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2015年

4月

28日

一日車いすを体験する

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2015年

4月

23日

タブレット端末を用いた学習は、障害のある子どもの学習を支えることになる

http://www.theage.com.au/national/education/assistive-technology-helping-students-with-disabilities-and-learning-difficulties-succeed-20150412-1mf6l3.html

で紹介されているように、タブレット等の端末は様々な障がいのある子どもの学習を支えることになる可能性があります。

書くのが困難子どもも、単語の予測機能を使ったり、タブレットに話かけ、それを文字にする機能を使ったりすれば、文字を書くことができるということです。そして、バーチャルな体験が、学習効果も生むことが示されています。目の前で体験できなくても、興味や関心をもつためには関係ないということです。ビデオの機能も、学ぶことを支えることになります。どのようにすればよいのかがわかるからです。話せない子どもが数千ものシンボルからシンボルを選ぶことで意思を伝えることができるようにもなります。

もっと重要なのは、社会参加をさせる可能性があるということです。しかし、そのように使うことができるアイデアを提案しないと、いつか使われなくなってしまうでしょう。そのようなことにならないように、発信することも求められているのだなと思います。


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2015年

4月

17日

重度の知的障がいがあっても、ICTが使えるという事実

使えないと最初から判断することは、良くないことだと思います。使ってみてから考えても良いのではないでしょうか。

http://www.sankei.com/life/news/150214/lif1502140010-n1.html?utm_content=bufferb484f&utm_medium=social&utm_source=facebook.com&utm_campaign=buffe

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2015年

4月

17日

盲目のヒーローのドラマ

見てみたいと思いますが、日本では紹介されないのでしょうか。視覚障害者向けの音声ガイドもあるそうです。 

http://dramanavi.net/news/2015/04/daredevil.php

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2015年

4月

15日

富士通と新しいアプリを共同で作ります。末端研のメンバーと意見交換をしました。いいものを作りたいと思います。

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2015年

3月

31日

2015年3月31日、坂井研究室ホームページ、リニューアルしました

4月からの新学期に向けて、ホームページを一新しました。

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坂井 聡(さかいさとし)sakai.satoshi@kagawa-u.ac.jp

香川大学教育学部 特別支援教育領域 教授 言語聴覚士 公認心理師
〒760-8522 高松市幸町1-1 TEL 087-832-1551